ジャングル通信

ミーハーと笑わば笑え。
今読んでいる本は「騎士団長殺し村上春樹」。
昨日から下巻に入った。

劇中、『ジャングル通信』って言葉が出てくるんだけど。
主人公が、ある人物(わりと近くに住んでいる)のことを知りたがってて。
が、ネットで検索しても今イチ良くわからない。
相手はIT関係の事業やっている(いた)っぽく、ネット上の自分の痕跡を消してしまえるフシも。
そんな状況を不倫相手のガールフレンド(人妻)にこぼすと「じゃ、アタシが探ってあげようか?」

どうやって探るかっていうと、主婦仲間の井戸端会議ネットワーク。
彼女はそれを、インターネットに対抗して『ジャングル通信』と呼ぶ。
「ジャングル通信をナメちゃ駄目よ」
事実、ネットじゃ収集できないような情報をいろいろ掴んでくる。

ジャングル通信、確かに凄いです。
俺が子供のころ、おふくろは近所じゅうの噂を一手に握ってたもんなぁ。
ローカルな話題に関しては、ネットなんかよりも速いし確実。
時にデマもあるけど。

あっ、それはネットだって同じかあ。