何もしなかった日

久々に何もしなかった、とある日曜日。一日中、ネットやってた。ふだん気になっていながらずっとそのままだったこと、言い換えれば、知らなきゃ知らないで生きていけることなんかを敢えて調べ。そこで浮かんだ新たな疑問をさらに調べ。たとえば「フエキ糊」の「フエキ」って何だ?とか、江夏豊は何故つくばに住んでいるのか?とか、そういったことなどなど。

そういえば小さいころ、意味もなく百科事典をめくるの好きだったなぁなんてこと思い出しながら、そんなふうにして一日はあっという間に過ぎていった。

さてそんな過ごし方をしてしまうと精神的にも肉体的にも悪しき影響が現れてくるものだが、たしかに夜寝るとき「何もできずに終わってゆくよサイバサイバサイバ  サイバサイバサイバ  今日だって犬の散歩しかしてない  サイバサイバサイバ  サイバサイバサイバ」と口ずさんだが、しかし翌月曜日、心身ともにすこぶる好調、身は軽いし良きアイデアは次々浮かぶし。何もしない日の効用を改めて思い知った初夏のひと日であったのであった。