チャックベリーさんのやり方
チャックベリーさんの興行のやり方。
あらかじめギャラの半金を振り込んでもらい、当日、会場に着いてから残りの半分を直接、受け取る。
呼び屋には、バックバンドも用意させる。
そして、自分で運転して(!)、遠いところなら鉄道で、でもとにかくひとりで、ギター一本だけ持って、現地へ行く‼︎
さてバックバンドだが。
その腕には全く無頓着だったようで。
3コードがやっと弾けるような連中ばかり。
だからチャックさんのステージは、レベル的にはかなり低かったらしい。
ライブ=ビジネスって割り切ってたのかな。
チャックさんを崇拝するキースリチャーズさんは、その件に関してかなり心を痛めていた。
チャックさんが60歳になったとき、最高のバンドをバックに演奏させてやろうと考えた。
自らもギターを弾き(リハで「コード進行が違う!」と怒られながら)。
その模様を描いたのが、映画「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」である。
(ラジオ番組でのピーターバラカンさんの話より)