AIによる自動運転に関するちょっと怖い話
ちょっと前にラジオで聞いた、AIによる自動運転のちょっと恐い話。
AIといえど、プログラミングするのは人間。
次のようなときAIがどう判断すべきかも、前もってプログラミングしておかなければならない。
同乗者と共に走行中、前方に障害物。
止まろうにも、ブレーキが壊れている。
左右どちらかの塀に車体を擦り付けて止まるしか、方法がない。
しかし右側には子供、左側には老人がそれぞれ歩いている。
子供を犠牲にして止まるか、はたまた老人か。
あるいは自分及び同乗者が犠牲、つまり止まらずに障害物に衝突するか。
その判断も、事前にプログラミングしておかなければならないのだ。
撞舞
【関東甲信越小さな旅】
龍ケ崎市へ、撞舞(つくまい)を見に行ってきました。
舞男(まいおとこ)と呼ばれる人(現在は二人)が、高さ14メートルの柱の上で曲芸師のような演技を披露する伝統行事。
後継者不足などによる中断はあったものの、江戸時代から続いているそうです。
午後6時ごろ、近くの八坂神社でお祓いを受けた舞男たちが入場してきます。
柱が立っているのは、撞舞通りという生活道路。
もちろんこの日は歩行者天国で、沿道にたくさんの人が立ち並んで迎えます。
行列の先頭は、龍ケ崎市の鳶職組合の木遣。
それに続く組合員の皆さんの木遣唄が、祭り気分を盛り上げます。
舞男さんは、緑色の唐草模様の装束に蛙の被り物。
この行事、もともとは雨乞いが大きな狙いだったそうで。
舞男さんの出で立ちは、雨蛙を意識したものなのでしょう。
雨乞いの他に五穀豊穣や無病息災なども、込められていたそうです。
さて諸々の儀式が終わり、いよいよ舞男さんたちが柱を登り始めました。
巻き付けてある縄をつたい、慎重に慎重に登っていきます。
と、思いきや……
途中でいきなり、二人とも逆立ち!
登り始めからバックに囃子が奏でられていたのですが、倒立と同時に演奏も盛り上がり。
囃子手も稽古を重ねてきたようですが、この演出には度肝を抜かれました。
舞男さんたちはいよいよてっぺんに登りつめ(ここでまた逆立ち、大拍手と歓声)、二人で手分けして四方に矢を放ちます。
あの高さで何にも掴まらず立っているというだけで、高所恐怖症の私などは身が竦んでしまう思いです。
その矢を受け留めた人はこの一年幸運に恵まれるということですが、残念ながらこちらには飛んできませんでした。
柱のてっぺんからは、地面に向かって三本の綱が張り巡らされてありました。
矢を放ったあとは、そのうちの一本を使った演技がくり広げられます。
途中まで滑り降りたり、鉄棒のような感じで回転したり。
柱から降りる際にも見せ場を作り、30分ほどの舞は終了しました。
命綱なし、万が一に備えてクッション的なものを下に敷くでもなく。
そんな命懸けの演技を終えて、涼しげな顔でペットボトル入りの水を飲む舞男たちの横顔に熱い視線が集まっていました。
ひまわり
ひと気のない田舎道を車で走ってて
午後の日射しの中に
昔ながらの背高のっぽなひまわりを見つけると
テンション上がるね
(イトウヤスジロー夏の詩集より その3)
ファースト睡眠、セカンド睡眠
本当は良くないんだろうけど、晩飯後すぐ眠くなる。
下手したら8時台、そのまま横になり眠ってしまう。
さっきまで飯を食ってた、茶の間の自分の席で。
他の時季なら寒くてすぐ目覚めるが、今はそのまま本格的に就寝。
家族が起こしてくれてるのは分かるが、起きられない。
目覚めると深夜、ってこともしばしば。
それから風呂に入って、もう一度寝る。
自分の中でファースト睡眠、セカンド睡眠と呼んでいるこの習慣。
毎日じゃないけど、結構ある。
別にどっか、体調が悪いわけじゃないですよ。
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
きのう観た映画は、「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
タイトルぐらいしか知らず、予備知識なしだったが。
それでよく観に行ったなと思われかもしれないけど、「午前10時の映画祭」を信頼しているので。
タイトルバックにアル・パチーノと出た瞬間に(主演俳優が誰かも知らなかったのです)これは当たりだ!と心で叫び、実際に当たりだった。
過去、アル・パチーノとダスティン・ホフマンが出てればハズレはなかった。
クリント・イーストウッドは、1本だけ詰まんなかった。
アル・パチーノは、本作で初めてオスカーを獲った由。
盲人の役、瞳を一切動かさない素晴らしき演技。
退館後、アル・パチーノになりきってラーメン食らう。
火蟻について私が知ったこと
いま世間を騒がせている火蟻についてですが、先日のラジオで耳寄りな話を聞いたのでお裾分け。
国立防疫研究所(運転中に聞いたのでメモ取ってません。名前、間違ってるかも?)の研究員さんの話、以下要点抜粋。
⚪︎火蟻はやがて浸入してくるだろうことは、あらかじめ予想していた。想定内。
⚪︎よって、かなり前から我々は対策を講じている。
⚪︎蟻は地上にいるヤツをいくら退治しても無意味。
⚪︎巣にいる卵や幼虫が孵らないようにして、次の世代以降で退治するやり方が有効。
⚪︎そして既に、巣に持ち帰らせて卵や幼虫に作用する薬が開発済み。
⚪︎アルゼンチンアリというやはり外来の蟻に対して予行練習をした結果、一度は根絶に成功した。
⚪︎火蟻もやっつけてやりますよ、ワッハッハ。
研究員氏、かなり自信満々の様子。
「何でそんなに騒いでるの?」的口調で飄々と語っていた。
私は、彼を信用できると判断した。