花火の音

ものごころつく前、自分は両親に連れられて土浦の花火へ行ったらしい。
着いたころは、母親の背中で熟睡していたらしい。
そこへ、花火の大音響が轟いてきたわけだ。

びっくりして目を覚ました自分は、大泣きした。
よほど驚いたんだろう、両親がどんなにあやしても泣きやまない。
あまりに泣き叫ぶので、いくらもいないうちに帰ってきてしまったそうだ。

その幼児体験がまだ残っているのか、今だに花火の音が苦手。
もちろんきれいだと思うが、そばで観たことはあまりない。
あの音を聞くと、吃驚しちゃうんだよなぁ。